先日の世界陸上では槍、ハンマー、砲丸などの投擲(てき)が行われ、世界中の猛者たちが投擲距離を競い、観衆の感動を呼んだ。

世界には、変わったモノを投げる大会がある。フィンランドで開催されている「携帯電話投げ世界選手権大会」のそのひとつ。参加費がたったの7ユーロ(約740円)という安さのため、急きょ参加する見物客も出るという。今年も約50人が参加し、携帯電話を宙に放った。

参加者は、主催者側が用意した旧型携帯電話から、自分が投げるものを選ぶ。2回の投擲のうち記録のいい方で飛距離を競うというシンプルなルールだ。大会は男子の部、女子の部、団体戦(1回ずつ投げた全員の合計飛距離を競う)、フリースタイル、12歳以下の部の5部門に分かれている。今年の最年少参加者は5歳児だったが、過去には1歳児や、なんと犬まで参加したことがあるという。

先日の2011年大会では、男子の部で見事76メートルを投げたオスカリさん、女子の部で48メートルを投げたネッタさんが「世界一」の座を勝ち取った。

独創性に対しポイントが与えられるフリースタイルの部では、「そのへんで数分間練習した」というオーストラリアのエレインさんが優勝。1回目に側転投げ、2回目に逆立ち投げで挑んだ。逆立ち投げではケータイが口からポトリと落ち今年度最低記録を出したが、クリエイティブな投擲が高く評価された。

ちなみにフィンランドでは他にも奥様運び、沼地サッカー、エアギターなど変わった世界選手権が行われている。携帯電話投げ世界選手権大会は毎年8月に開催。あなたも世界チャンピオン目指して参加してみてはいかがだろうか。参考までに、折りたたみ式よりストレートタイプの方がよく飛ぶようだ。

参照元:FastCompany.com(英文)