大量破壊兵器(WMD)の開発に余念がないと思われていた北朝鮮が、極秘裏に通信障害兵器を開発中であることが明らかとなった。完成すれば、ソウルで大規模障害が発生するとみられ、再び朝鮮半島に緊張が走っている。

韓国国防部の発表によると、北朝鮮が開発中とされる通信障害兵器とは、電波を妨害するための機器で、その有効距離は100キロに及ぶという。また、現在開発が進められているものは、軍事境界線(38度線)付近に配置されているとの情報もある。

r両国の首都ソウルとピョンヤンは、直線距離で200キロほどあるものの、軍事境界線からソウルまでは、わずか50キロほどしか離れていない。つまり、これが完成すれば首都圏、特にソウルでは大規模な通信障害が起こるであろう。

今年3月、北朝鮮からの電波妨害により、首都圏を中心とした地域でGPSに受信障害が発生。これまで北朝鮮が保有していた通信およびレーダー妨害装置は、50~100キロ以内の目標物に障害を起こさせるものだった。しかし、新型装置は100キロ先の通信機器にも確実に攻撃できるものなのだ。

これまでにも、北朝鮮による電子情報戦攻撃は度々取り沙汰されてきたが、韓国軍は一度も応戦したことはなかった。しかし、今回の情報は信憑性が高く、もし現実となれば首都ソウルは大パニックになることが予想される。国民の安全を守るためにも韓国は、懸命の情報収拾と最大の備えが必要となった。

参照元:YONHAP NEWS(韓国語)