結婚をすると「幸せ太り」をするといわれている。その理由は簡単で、結婚をすると生活が安定するため、十分な食事を得られることによって太るのが原因らしい。実はこの幸せ太りの法則は、女性にのみ当てはまるものらしく、男性には当てはまらないらしいのだ。

男性は逆に離婚すると体重が増加し、肥満になることが明らかになったのである。この報告はアメリカの研究者が発表したもの。約20年にわたって1万人以上を対象に追跡調査した結果、明らかになったのである。

調査を行ったのは米オハイオ州立大学のドミトリー・チューミン氏の研究チーム。1986~2008年の期間、10,071人の体重の変動を調べたのである。結婚、離婚、妊娠、出産、経済状況などを踏まえ、2年間をかけて調査。

その結果、男性は離婚後に体重が増加したのに対して、女性は結婚した日を境に体重が増えたという。チューミン氏によれば、20代のあいだは既婚者と未婚者の間に、体重の差はそう多くみられないそうだ。ところが歳を重ねるにつれて、その体重への影響は顕著になるという。

このことについて同大学の社会学者ジェンチャオ・キアン氏は、「働いていない既婚女性は家庭で男性より多くの役割を担っている。しかし未婚女性に比べると、行動範囲が限られる場合があるため、運動量は少ない。一方男性は、結婚していることで得られる健康メリットは多いのだが、離婚するとその恩恵を受けることができなくなるため、不摂生から肥満になるようだ」と説明している。

結婚がもたらす生活の変化は小さくない。生活が一変し、体重や体格も大きく変化することになるだろう。いずれにしても既婚・未婚に関わらず、健康には気をつけたいものである。

参照元:EMIRATES 24/7(英語)