ニューヨークで路上のゴミをアートにしたモノが結構話題を呼んでいる。しかも結構な儲けになっているそうだ。ゴミアートは、路上のゴミを拾って透明の箱(キューブ)に詰めた作品であり、一般に販売もされている。

販売は、10年前に、10ドル(約800円)で開始されたが、現在その価格は、5倍から10倍にも跳ね上っているそうだ。さらに作品は海を渡り、日本を含め海外でも広く取引されているという。

この作品を手がけているのはニューヨークのアーティスト、ジャスティン・ジグナック氏。 同氏はいつも「どんな製品でも洒落たデザインのパッケージに入れれば売れるのでは?」と、友人とともに思っていたという。

そしてふと、タイムズスクエアに散乱したゴミに目を留めたのだそうだ……。ゴミをアートにするというアイデアはあまりにも奇抜だったため、最初は賭けでしかなかった。しかし、それが今となっては、結構儲かるビジネスになってしまったそうだ。

ちなみに、同アートのなかでもっとも高値がついているのは、「オバマ大統領の就任式典時に国会議事堂周辺に落ちていたゴミ」、と「NYヤンキースが優勝したときのパレード時のゴミ(紙吹雪いり)」の2点だそうだ。

放り出された文化の一コマを、タイムカプセルのごとく箱に詰めて所有することに、どうやら価値が見出いだされたらしい。同氏がどのようにしてアートを制作しているか(拾っているか)は、明確ではないが、 少なくとも作品は無臭、ゴミは厳選された上でキューブに収められているそうだ。

このアートの次のステップとしては、すべてのニューヨーク市民にキューブを送り、それぞれのゴミを詰めてもらうことだろうか? いや、ニューヨークのみと言わずぜひ、日本にも展開してもらいたいところだ。仮に、自分の部屋を掃除して出たゴミを、世界の何人かが買ってくれたら、それだけで家賃が払えるようになるかもしれない!

参照元:BROKELYNLaughing Squid (英文)

シェイ・スタジアム(旧ニューヨーク・メッツのホーム球場)限定バージョン

▼ヤンキース優勝パレード限定バージョン(紙吹雪入り)

▼これがゴミアートの世界での販売実績マップだ