世界には、いまだ正体が明かされていない未確認生物(UMA)が息を潜めている。その代表例として、20世紀最大級のミステリーとして語られたネッシーは「捏造だった」と言われており、落胆した人も少なくないだろう。

しかし、このほどUMAファンがわくわくするようなニュースが飛び込んできた。朝鮮民族の聖地と呼ばれる白頭山(ペクドゥサン)の頂上・天地( チョンジ)にあるカルデラ湖に、謎の生物が出現したというのだ。

この地を訪れた大学生が撮影した写真には、大きな湖に黒っぽい色の物体が写っている。これを拡大すると、2つの角のようなものが確認できるのだ。これまでにも、この場所で「怪物を見た!」との目撃情報が相次いでおり、清国末期に編集された書籍にも、多くの目撃談が掲載されている。それから長きにわたり、怪物の存在が信じられてきた。写真も度々撮影されていたのだが、今回のように2本の角が撮られたのは、初めてのことであるそうだ。

だが、専門家からは「白頭山流域に生息している動物を怪物だと勘違いした可能性が高い」との声が上がっている。なぜなら、1903年に白頭山が噴火したという記録があり、また天地という場所は一年中、大部分が凍っているため、生命体が生息するには適さない環境だからである。

また、一部では「白頭山に観光客を誘致するため、怪物の存在を広めようとしているのではないか」との指摘も出ている。現に、付近の博物館には「天地怪物館」という展示室が設けられており、人形などのお土産品が販売されているのだとか。

この件について、解明にはまだまだ時間がかかりそうだが、この正体不明の生物は近い将来に、ネッシーならぬチッシーという愛称で親しまれる日がくるかもしれない。

参照元:YONHAP NEWS(韓国語)