「跳ね馬」の異名で知られるイタリアの名車『フェラーリ』。市販車の第一号を1947年に発表して以来、世界中の車ファンを魅了し続けているのだが、今後さらなる進化を遂げるべく、デザインコンテストが開催された。

50以上の大学やデザイン専門学校から、約400のプロジェクトが提出され、コンテストの選考は困難を極めたようだ。最終的に韓国の大学のチームが最優秀賞を獲得したのである。

伝統を重んじる同社が開催した、「フェラーリ・デザイン・コンテスト2011」は、2010年11月から約4カ月の募集期間を経て、このほどその結果が発表された。

選考基準はかなり厳しいもので、「デザインがブランドの性能と、象徴的なイメージを損なうことなく、なおかつ社会情勢の変化と技術革新を反映したハイパーカー」である。

世界中のカーデザインを専攻する学生を中心に、400ものプロジェクトの応募があり、最終的に韓国の弘益(ホンイク)大学校のチームが最優秀賞の栄冠を獲得した。彼らは「eternità(エタニタ)」というモデルを提出。これは「eternity(エタニティ・永遠)」を語源とする造語で、自然環境に配慮したエンジン構造を持ち、快適で力強い走りを実現するコンセプトのもと設計されている。

ちなみに2位はイタリア、3位はイギリスの学生が受賞している。いずれも優れたデザインで、これらのうち1つでも実用化されれば、素晴らしい車両になることは間違いないだろう。

なお、eternitàは2025年の未来を想定して作られたモデルだ。今後、約15年の後に、このモデルが描く未来が実現していることに期待したい。是非とも走行する様子を見てみたいものだ。

(文=荷車大八)
参照元:DVICE,designboom(英文)

▼ eternitàの断面図

▼ 2位に輝いたサミール・サディコフさんの「xezri」モデル

▼ 3位、ヘンリー・クロークさんらの「cavallo bianco」モデル