2011年2月、ロシア連邦議会下院はビールをアルコール飲料として認める法律を可決した。これまでロシアでは、アルコール10パーセント未満のものは食料品に分類されていたのだ。このほどメドベージェフ大統領が、法案に署名したことにより、いよいよビール=アルコールに向けた動きが本格化しそうだ。

ロシアでは飲酒の問題が深刻化している。アルコール消費量は世界保健機関(WHO)の定める臨界値の2倍。そのため、アルコールにまつわる事件や事故が絶えず、また国民の健康面に関しても憂慮されていた。

実際のところ、ウォッカの売り上げはこの10年で30パーセント減少したのだが、ビールの売り上げは40パーセント増加している。ビールに関しての法整備が進んでおらず、販売店に関する規制は設けられておらず、どこでも24時間販売が可能なのだ。

2010年にビールの税金が2倍に跳ね上がったにも関わらず、ビール需要に歯止めがかかっていない。

今回の法律が施行されれば、無許可での販売が禁止され、許可のあるお店でも販売時間が制限される。また、ビールの広告に関する規制も設けられる予定だ。

ちなみに、法律施行の開始は2013年からとのことである。すぐにでも、開始した方が良いように思うのだが……。

(画像=sxc.hu theeye-cz
参照元:BBC(英文)