7月13~15日の日程で、東京ビッグサイトで「ROBOTECH-次世代ロボット製造技術展」が開催されている。日本全国から最新技術を搭載したさまざまなロボットが出展されており、国内だけでなく海外からも高い関心が寄せられているのだが、取り分け注目を集めているロボットがある。

それは発話ロボットだ。これは合成音声ではなく、人間の喉により近い形を再現して作られたものだ。とても優れた技術を用いているのは理解できるのだが、見た目も発話の動きも不気味と言わざるを得ない

この開発を行っているのは香川大学の工学部知能機械システム工学科の澤田秀之教授の研究室だ。近年開発が進むヒューマノイドは、かなり人間の見た目に近付いており、最新鋭のロボットは細やかな表情まで再現することができる。

しかしながら発話技術に関しては、合成音声を利用しており、スピーカーを必要とするのだ。澤田教授はこの点に着目し、人間の喉と口、声帯に相当する機能を持つロボットを開発した。

ロボットは限りなく人間のものに近い状態で発話する。人工の声帯で音域をコントロールし、シリコン製の喉と口を閉じたり開いたりすることで、声帯から出た音を言葉に変える。

現在の段階では、実用化には程遠いと言わざるを得ない。というのも、公開されいる動画を見ると、字幕なしでは何を言っているのか聞き取ることができないのだ。

今後研究が進むにつれて、さらに発話能力は向上するものと思われる。だが、現行のものは若干見た目が不気味だ。発話能力と合わせて、親しみ易い外観にして頂けると有り難いのだが……。

参照元:GEEKOSYSTEM Youtube (英文)

▼ 「あ・い・う・え・お」と発音している

▼ 「かごめかごめ」を歌っている