まだ6月だというのに、東南アジアなみの暑さを記録している今年の日本。扇風機やエアコンが飛ぶように売れているらしいのだが、今年の日本の夏は、暑さと同時に「電力」にも注意しなければならない。

そこで活躍するのが、エアコンよりも省エネな扇風機、もしくはシーリングファンである。しかし、お風呂上りなどには非常に涼しく威力を発揮するのだが、うだるような暑さでは単なる「生暖かい風かき回しマシン」と化す。

なんとかして扇風機から冷風を出せないものか……と、考えに考えられたアイデアが3つほど海外サイトにアップされていたのでご紹介したい。

その1:銅線を冷やして扇風機で風を送る
用意するのはパイプ状の銅線とビニールチューブ、そしてキンキンに冷えた冷水と水を送り出すポンプ。扇風機の前面に銅線を張り巡らし固定。両先端にチューブを接続。

片方のチューブの先は、水を送り出すポンプと接続。もう片方は冷水の中にドボン。ポンプを動作させると、銅線の中を冷水が駆け巡りキンキンに冷却。そこを後ろから扇風機で風を送り、冷風を吐き出すというシステムである。かなり完璧なシステムだが、作るのがちょっと面倒くさいかも知れない。

その2:冷気をダイレクトに巻き上げる
この方法はメチャ簡単だ。用意するのは発泡スチロールボックスと、氷や保冷剤などの冷たい物。凍らしたペットボトルでもOKだ。あとはシーリングファンや小ぶりのクリップ式扇風機など。

まずは発泡スチロールボックスの中に、冷たいモノをたくさん入れる。フタには大きな穴をあけ、その中に扇風機を仰向けに設置する。発泡スチロールの箱のサイドには空気穴も開けておこう。そして扇風機をONにすると、グワーッと冷気が巻き上がるという寸法。失敗したら捨てればいいだけなので、チャレンジしてみる価値はあるだろう。

その3:氷入れボウルに扇風機で送風
もっと簡単なのがこちらの方法。金属製のボウルの中に、氷や冷水を入れておく。濡れタオルなどをしいて、ほんの少しだけ傾斜をつけておこう。その中に向かって、扇風機で風を送る。これだけで、ボウルの中の冷気が部屋の中に分散されるという仕組みである。今すぐに使えるテクニックだ。

以上3パターン。扇風機を上手に使い、節電しながら来るべき夏を乗り切ろう。

参照元:Unplggd(英語)

▼その1のシステム

▼銅線とチューブはこのように接続

▼このキンキン冷水が銅線のなかを駆け巡る

▼その2の発泡スチロールシステム

▼箱の中にはとにかく冷えたものを

▼冷え冷えボウル間接冷却システム