夏だ! 祭だ! 野外フェスだ! ということで、間もなく夏到来。今年の野外フェスティバルの参戦予定はもうお決まりだろうか? フジロック、サマソニなど、ビッグイベント目白押し。毎度のことながら、野外フェスで困ってしまうのが、携帯やモバイル端末の充電だ。今年は例年より、太陽光パネル充電器を持ち歩く人が、増えると予想される。

そんななかヨーロッパの携帯電話メーカーが、画期的な充電器の運用を実験的に行うと発表した。その充電器とは音力でチャージするというもの。しかもその機器をTシャツに埋め込み、ライブ時の音量で電力を生成することを試みる。今年の英グラストンベリー・フェスティバルでテストするとのことだ。

この画期的なTシャツを開発したのは、ヨーロッパの携帯メーカー「オレンジ」だ。同社は、圧電フィルム(ピエゾフィルム)を使って、音圧を電気に変える機器を開発。これをTシャツに埋め込むことによって、ライブ会場にいる人が音楽を聞きながら、携帯電話などを充電することが可能と考えている。7月22~26日の予定で開催される英グラストンベリーで、試験運用を行う予定だ。

すでに音力による充電技術は、世界各国で研究されている。最近韓国では、音と声で充電する技術の発表を行っており、100デシベル(電車が通るときの高架下の音量)で、50ミリボルトの電力を生むことが可能とのことだ。

オレンジの開発者によれば、これよりも小さい80デシベルでモバイル機器の充電が可能と説明している。

実用化が進めば、イベント用のTシャツがすべて音力充電機能のついたものになるかも知れない。いっそ背面には太陽光充電パネル、表面には音力充電器を搭載していれば、充電の心配もなくなるだろう。今後ますます、野外フェスへの参加が楽しくなりそうだ。

(文=縁花花道)

参照元:recombu.com