ソニックブームとは、戦闘機などが超音速飛行することにより発生する衝撃波のことである。また、音速飛行をしたときに発生するといわれているのが、まるで飛行機がスカートを穿いているような形の雲「ベイパーコーン」。

ベイパーコーンは湿度と気圧が高い場所で発生し、実際は音速以下でも発生する現象だが、そんなソニックブーム&ベイパーコーンを発生させながら飛び去るUFO動画が物議を醸している。

問題の動画のタイトルは「UFO SIGHTING 10 JUNE 2011 ORLANDO INTERNATIONAL AIRPORT」。タイトル通り、日時は6月10日、場所は米フロリダ州のオーランド国際空港の近く。撮影者は母親と会話しながら、飛行機を撮影していたのだという。

わずか14秒の動画には、たしかに一瞬、謎の飛行物体が猛スピードで画面を横切り、輪っか状のベイパーコーンを残していく姿が。見方によっては、雲の中を突き抜けていくようにも見える。この動画を分析した有志によると、推定されるスピードは時速3万8000キロ。マッハ31以上とのことである。

現在のところ、この動画に関しては「フェイクだ!」との反応が多いが、「すごい!」と素直に絶賛する人も多い。果たしてこれは本物のUFOなのだろうか? それとも……。いずれにせよ、真相は闇の中だ。

参照元:Youtube SUBSCRIBE TO THE SHARK