社会生活をおくる上で欠かせないのがコミュニケーション能力、通称「コミュ力」。知らない人の輪に入っても臆することなく、すぐに打ち解け仲良くなる能力だ。

インテル所属の長友佑都選手もコミュ力が高いと評判で、あっという間にチームになじんだ。その後の活躍はご存知のとおりである。

そして今、とある若きサッカー選手のコミュ力が「ハンパない!」と、注目を集めている。

彼の名前は大谷真史。サンフレッチェ広島ユースに所属する、未来のJリーガーだ。YouTubeに「サッカー国際大会開会式を盛り上げたサンフレッチェユース劇場 」というタイトルでアップされた動画には、彼の驚くべきコミュ力が収録されている。

動画の説明によると、2011年4月、イタリアで行われたクラウディオサッシ国際ユーストーナメントの開会式での光景だという。

まずは街中で演奏する鼓笛隊の前に立ち、指揮者のマネをして踊りまくる大谷選手の姿が。その後、曲が『YMCA』になると、YMCAの振り付けと共に、これまた踊り狂う大谷選手。すぐさま付近のちびっ子を呼びこみ、輪の中心になっている。

圧巻なのは開会式の時である。全チームが集合・整列しているなか、またしても鼓笛隊の曲に合わせ観客の前で踊りまくる大谷選手。拍手喝采、手拍子に合わせて踊っていると……同チームの選手がひとり、輪に加わった。するとその直後、海外チームの選手も輪に加わり、踊り隊は3人に。

たった一人で踊っていた時には、単なるお調子者にしか見えないが、フォロワーが集まり3人になると、もはや「ムーブメントの中心」だ。その後は、雪崩のように様々な選手が輪に加わり、最終的には100人以上のダンスパーティーに!

以前、「ブームが生まれた瞬間をとらえた伝説の映像」という記事をお伝えしたが、まさしくその通りの内容となっているのだ。

ちなみに、明るい性格とパフォーマンスで有名なドイツFCケルン所属の槙野智章選手も、以前所属していたのはサンフレッチェ広島。実力と共にコミュ力も鍛えられるチーム、それがサンフレッチェ広島なのかも知れない。

参照元:Youtube 2002athlete