5月23日、アイルランドを訪れていた米オバマ大統領に、まさかの事態が襲った。ロケット弾にも耐えると言われている大統領専用車両が、ダブリンの米国大使館を出ようとしたところ、出入り口のゲート付近で、車両の腹がつかえてしまい、走行不能になってしまったのだ。このアクシデントによるけが人はなかったという。

訪欧中のオバマ大統領は、この日、同国のマカリース大統領やケニー首相との会談。その後に母方の祖先の出身地とされる村を訪問、ダブリン市内での演説も控えており、過密スケジュールの最中にアクシデントが発生した。

大使館から出ようとした専用車両「リムジン・ザ・ビースト」は、ガキン! という金属音がした後に、前後輪ともに浮遊してしまい、走行不能に。すぐに護衛のシークレットサービスが車両を点検したのだが、どうにも走り出すことができない。待ち構えた観衆は、「どうした? 何があった?」と怪訝な様子。

タイヤの空気圧がゼロになっても走ると言われる車なのだが、腹がつかえてはどうすることもできない。そこで、シークレットサービスは、マイクロバスを専用車の前につけ、目隠しをしてしまう。その間に大統領とミッシェル夫人は、他の予備の車両に乗り換え、無事に大使館を後にしたのだ。

幸い、けが人などはなく、大統領は無事にこの日の公務を果たしたのである。しかしながら、恥ずかしいとしか言いようがない。それでも大統領は、きっと行く先々で笑顔を見せ続けたであろう。胸中はいかがなものだったろうか……。

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