アメリカ在住の男性が35年間にわたり、毎年自分を記録した動画が現在欧米を中心に話題を呼んでいる。

この動画に登場するのは風刺漫画家、サム・クレムケ氏。現在54歳になる同氏が2011年を紹介するところから動画は始まり、毎年短いコメントとともに、1977年までの35年間を駆け足でさかのぼっていく。まるで走馬灯のリアルな映像化だ。

この動画はYouTubeに「35 years Backwards thru Time with Sam Klemke (Time Lapse) 」というタイトルでアップされており、公開1カ月で閲覧数はすでに42万件を突破、なかなかの反響を呼んでいる。

動画中の当人のコメントによると、1977年、当時まだ19歳だったクレムケ青年は、時の経過とそれに伴う未来の自分にふと思いを馳せて、このプロジェクトを企画したそうだ。

映像の中では、30歳を目前にして徐々に増えつつある白髪について発言したり、年末の忙しい雰囲気の中で20世紀の終わりを語ったり、またあるときは、名画『アラビアのロレンス』の壮大なテーマ曲をBGMに砂漠に1人佇み、「アディオス」と過去に別れをつげてみたり……。短いながらにも、その年その年の彼のリアルな息遣いが聞こえてくる作品になっている。

ちなみに、この動画は一番最後、つまり1977年のクラムケ青年が、「ところで、クラムケさん、過去にとらわれて生きるのはやめよう!」と未来の自分に助言するところで終わっている。過去の自分からのメッセージ、なんとも感慨深い心のタイムスリップだ。

参照元:FARK.com、Youtube MisterEsoteric