楽しいはずの旅行が、大惨事になるところだった!? 乗客の命を預かる飛行機のパイロットが、飲酒した状態で飛行機に乗り込もうとしたのだ。このパイロットは離陸直前に「お前、酒飲んでるだろ!」と摘発され、飲酒運転のまま空を飛ぶことはなかった。

韓国・国土海洋部によると、2011年5月3日午前、金海国際空港を出発して仁川国際空港へ向かう予定だったアシアナ航空OZ8532便のパイロットが、国土海洋部所属の監督官による抜き打ち検査で飲酒していることが発覚。このパイロットはゲートを通過して機内へ乗り込もうとした際に検査されて飲酒運転が発覚した。

航空会社の説明によるとパイロットは6回の検査を受け、航空法により業務遂行不可とされる血中アルコール濃度0.04%の判定が3回出ていたという。さらに最高血中アルコール濃度は0.067%に上っていた。

現行法上、基準の飲酒数値を上回った場合は、2年以下の実刑もしくは1,000万ウォン(約75万円)以下の罰金、または資格効力停止30日の行政処分命令が下される。この事件を受け、アシアナ航空関係者は「詳しい検査結果が通知された後、最終的な判断を下す予定」とコメントした。

問題の機長が操縦予定だった飛行機には、112名の乗客が搭乗しており、もしも抜き打ち検査が実施されていなかったとしたら、大事故が発生していたかもしれない。なお同機は、次の便のために待機していた機長を急遽搭乗させ、定刻の1時間遅れで出発した。

参照元: Sports Seoul(韓国語)