クラシック音楽と言うと、どこか厳粛なイメージで、ともすると敬遠されがち。だがしかし、その固定概念を覆す演奏で聴衆を沸かせているグループがクラシックの本家本元ヨーロッパには存在する。

そのグループとは、ポーランド出身の弦楽四重奏団「MozART GOROUP」。もともとはフランスのテレビ局で小さなショーをしていたのだが、そのユーモアに溢れたパフォーマンスで、今や世界中でコンサートを開くまでの人気ぶりとなった。

たとえば、動画の最初に出てくる「フィガロの結婚・序曲」では突然テンポが変わったかと思えば、おもむろにフードをとりだし、プロ顔負けのマイク技でヒップホップに展開! ……といった具合に、遊び心に溢れた演奏で観客を飽きさせない。

メンバーの息もぴったりと合っていて、まるでジャズのセッションのよう。弓でリズムをとったり、バイオリンを使って牛や豚の鳴き声まで再現したりと、表現方法もつきることがない。クラシックの域を超えて、ポップにジャズ、さらにはブルースまで、何の違和感もなく取り入れてしまうのも、彼らの優れた音楽性のなせる技だろう。

今にも踊りだしそうな躍動感溢れる演奏で、純粋に演奏することの喜びや楽しさを伝えてくれる「MozART GROUP」。今年の11月には香港、台湾、シンガポールのアジアツアーの予定も組んでいるようだ。いつか日本にも来日してくれることを願いつつ、今後の彼らのいっそうの活躍を期待したい。

参照元:Youtube SLYgVbVRoqk