韓国女子プロゴルファーのシン・ジエ選手が、4月29日に千葉県で開かれるサイバーエージェント レディスゴルフトーナメント2011へ参加し、同大会で獲得した賞金全額を地震被害者の救済のために寄付すると発表した。この事実は韓国で報じられ、国民の間で高く評価されている。

シン選手は、韓国で「寄付の天使」と呼ばれており、チャリティー精神が強いことで知られている。彼女によれば、「今回の大地震を受け、どのような形であっても助けてあげたかった。日本で開かれるツアー大会へ参加して良い成績を上げ、その賞金で被害者やその家族を救うことができればうれしい」と心境を語っている。また「二度とこんな恐ろしい災害が起こらないように祈るばかり……」と語り、隣国の被害に胸を痛めているそうだ。

彼女は2005年のプロデビュー以来、青少年のための奨学金や障害者や身寄りのない老人を救うために、賞金を寄付し続けてきた。スポーツを通じて、チャリティーに目を向けてもらえるようにと努力し続けているのだが、彼女が熱心に慈善活動へ取り組むのには、理由があった。幼少時代、貧しい家庭環境で育ってきた彼女は「いつか、世の中に恩返しがしたい」と強い気持ちがあるのだという。人から見れば特別なことも、彼女にとっては当然のようだ。

ちなみに最近、韓国のドキュメンタリー番組で、彼女の特集が組まれ、逆境に立ち向かい世界ランキング1位へ上りつめた彼女の人生について放送されたそうだ。彼女の壮絶な生き様に多くの人が涙した。

苦難の乗り越えた彼女の温かく強い心が、自国韓国だけでなく、隣国の危機をも救おうしている。数日後に迫った大会で、シン選手の熱いプレーが日本に笑顔と感動を与えてくれるだろう。

参照元:isports korea(韓国語)