東日本大震災を受け、世界中でエネルギーのあり方が見直されている。かねてから自然エネルギーの分野に投資を続けてきたGoogleは、ヨーロッパで新たに500万ドル(約4億円)を、太陽光電力施設に投資することを発表した。

Googleは4月7日にドイツのベルリン近郊の太陽光発電プラントへの投資を決定した。広さ47ヘクタール、東京ドーム10個分に相当する広さのプラントで、電力量はドイツ最大規模の18.65メガワットピーク。この電力をプラントのある地域、5000世帯に供給することを計画しているという。

同社の自然エネルギーへの取組みは、今に始まったことではない。米ノースダコタの風力発電所にも4000万ドル(約33億円)投資している。また非営利機関「google.org」を立ち上げて、環境や自然災害に関する情報提供への取組みを続けているのだ。すでに1億ドル(84億円)以上をかけて、技術開発を行っているとのことである。

GooleはITの分野だけでなく、自然エネルギーにおいても世界をけん引する企業になりそうだ。

参照元:TNW google.org(英文)