世界中の子どもから大人にまで愛される大人気のキャラクター、ミッキーマウス。彼が北朝鮮に初めて出現したのは、2010年9月のことだった。ピョンヤンを訪れたロシア人が撮影した写真として、ミッキーマウスのリュックサックを背負った女の子を掲載。「北朝鮮にミッキーマウスが!?」と話題になったが、そのリュックサックは中国製品であることが後に判明したという。

そして今度は、現地のテレビ番組にミッキーマウスのリュックサックを背負った男の子が登場。動く映像の中に、ミッキーマウスが映るのは初めてで「前代未聞」と注目されている。

問題の番組は、朝鮮中央テレビの「孤児たちのお母さん」。キム・チュノクという女性を紹介する中で、リュックサックを背負った男の子が登場したのだが、彼が後ろ向きになった瞬間、ミッキーマウスがはっきりと画面に映し出された。

同番組では、キム氏が1996年に始まった「苦難の行軍」の時期から、親と死別した子どもたちを引き取ったと説明。平安南道(ピョンアンナムド)順川市(スンチョンシ)の炭鉱で働く鉱夫数十人は、キム氏の世話を受けて育ったと伝えたのだが、問題の男の子は炭鉱幹部の幼少時代の姿、もしくはキム氏が現在お世話をしている子どもであると推測される。

ウォルター・イライアス・ディズニー(通称:ウォルト・ディズニー)が手がけたミッキーマウスは、米国を代表するマスコットといっても過言でない。そして、北朝鮮が最も敵視している米国のキャラクターを公共の場に登場させるとは、何とも不可思議な話。だが、この一件で「やはりミッキーマウスは、子どもの英雄」、「どこにいても、やっぱり可愛い」などの声がネット上を賑わせており、ミッキーマウスの世界的な知名度が再確認されたようだ。

参照元:YONHAP NEWS(韓国語)