海上保安庁は、東北地方太平洋沖地震の影響で発生した津波の映像を公開した。

地震が発生した3月11日、宮城海上保安部の巡視船「まつしま」は福島県相馬市の沖合約5キロメートルでパトロールをしており、津波に遭遇した時の様子を撮影していた。

動画には、午後3時50分ごろ、地震により発生した巨大津波が巡視船の方へ押し寄せてくるところが映し出されており、「しっかり自分を保持しろ。つかまれ」「つかまっとかないと、どうなるかわからない」「(波の高さは)10メートルだな」「第2弾来るからな」などの声が飛び交い、船内に緊張が走っている様子がうかがえる。

海上保安庁は、動画のほかにも、巡視船のレーダーが捉えた津波の画像も公開している。

参照元:YouTube corot00