アメリカで安楽死したはずの子犬が生き返ったと話題を呼んでいる。

オクラホマ州のサルファー動物愛護ホームで6匹の犬を同時に安楽死させたところ、なんと1匹が生き返ったという。生後3カ月のこの子犬、ピクサーの映画『Wall-E』でたった一体残されたロボットの名前にちなんで「ウォーリー」と名付けられた。

同愛護ホームのスコット・プロールさんはある日、ホームの外に6匹の子犬が入ったケージを発見。犬たちは痩せこけて弱っていたため飼い主を募集することが難しく、残念ながら6匹とも安楽死させるという苦渋の決断を迫られた。

処置の後、聴診器などを使って死亡が確認された子犬たちは、専用の回収容器に入れられた。本来なら容器の中身はその晩回収されることになっていたのだが、何かの手違いでそのまま朝まで放置され、翌朝プロールさんは元気に生き返ったウォーリーを見つけたのだ。

動物病院へ連れて行かれたウォーリーは健康上問題なしと診断された。また、病院には「幸運の子犬」を飼いたいという希望者からの問い合わせが国内外から殺到しているそうだ。

動物病院関係者は「希望者の中から飼い主を決定するが、サルファー動物愛護ホームにはこの子の他にも飼い主を必要としている動物が多くいることを忘れないでほしい」とコメントしている。

「実際は死亡していなかったのでは?」という声もあがっているが、どちらにせよ運命に抗って生き抜いたウォーリーの強運と生命力を感じずにはいられない。
(文=長谷川彩子)

参照元:wltx.coml(英文)