ハワイの「ワイメアベイ」で人工の川を造って、サーフィンを楽しむ人々のビデオが話題になっている。この地域若者たちが、ビーチを掘り起こし小さな溝を作って、川へと仕立て上げたのだ。その激流がサーフィンに最適なウェーブを作りだし、大規模なウェーブプールが出来上がっているのである。

このワイメア川の河口は、砂によって塞がれビーチとなっているのだ。川の水は普段、ビーチの地下を通り海中に流れ込んでいる。しかし雨期や台風などで川が増水すると、地下の流れが限界に達し、ビーチの手前で池のように水が溜まってしまうという。そこで、河口を塞いでいる砂を掘り起こし溝を造ることで、溜まった水が一気に流れ出すと考えられているようだ。

YouTubeのコメント欄には、「そんなことして、自然破壊じゃないか」や、「ビーチがなくなるぞ」など、厳しい意見が寄せられている。先に述べたようなカラクリによって、自然への影響はまったくないとのことだ。

さらに人が砂を取り除かなくても、溜まった川の水が限界に達すると、自然に決壊するという。その決壊を人工的に早めている過ぎないようである。ちなみに溜まった水がすべて流れ出せば、濁流サーフィンは終了。海や川が再び砂を運んでくることで、ビーチが復元されるのだ。また地下に水が溜まるまで、サーフィンはお預けである。

雨が多い年には、年に数回この人工川サーフィンを楽しめるとのことだ。これは、まさしくハワイの特殊な地形が生んだ自然のウェーブプールであり、ハワイの陽気な人々には幸運な贈り物となっている。ハワイに行く機会があり、なおかつタイミングが合えば、川を造るための砂堀を手伝って、サーフィンやボディーボードを楽しんでみてはいかがだろうか。

参照元:YouTube tvwaves