気温は氷点下、数日前には積雪1mを記録するなど厳しい寒さが続く韓国で、上半身裸の男たちが一斉に冬の海へ飛び込んでいく。画像を見るだけでも鳥肌がたちそうな光景だ。そして、よく見ると、みんな引き締まった良い体つきなのだが、彼らは韓国サッカーリーグ「Kリーグ」の江原FC(カンウォンFC、ホームタウン:江原道、監督:チェ・スンホ)所属の現役選手たち。今シーズンの開幕を10日後に控え、何より体調管理を優先すべきこの時期に、寒中水泳とは何とも大胆。だが、これには大きな理由が隠されていた。

2009年にKリーグ参入を果たした江原FCは、初年度13位、昨年は12位(いずれも15チーム中)と、満足な結果が出せていない状況だ。何とかして今年こそ好成績を! と気合いを入れると同時に、2年連続で不本意な結果に終わった選手たちへの戒めの意味も込められているようだ。選手に加え球団社長までもが、冷たい海にザブン! 今年にかけた意気込みはハンパではない。

気合入れはそれだけに留まらない。年明け早々1月3日、豪雪のなかを選手全員で太白山(テベクサン)登頂にも挑戦。頂上でベスト6進出を叫んだそうだが、あまりに天候が悪かったため、まるで罰ゲームのような光景だったという。

シーズン開幕を間近に控えた選手たちが、登山や寒中水泳に奮闘することは、Jリーグでは考えにくいことだ。しかし、韓国では「強靭な肉体と、強い精神力を養うために必要なこと」として、多くのチームで取り入れられているのである。なお、Kリーグでは、年齢的にも兵役を迎える選手が多いためか、「軍隊の予行演習みたい」と話す者も多いという。

老体にムチ打って。社長までもが海へ飛び込んだのだから、江原FCの選手にはぜひとも奮起してもらいたい。そして念願のベスト6進出を勝ち獲って欲しいものだ。

参照元:OSEN(韓国語)

▼気合いを入れる江原FC選手