日本では、お店や会社の名前などを短縮して呼ぶことがあります。代表的なものを取り上げてみると、マクドナルド=マックまたはマクド、スターバックスコーヒー=スタバ、ミスタードーナツ=ミスドなどなど! 地域によって呼び方が微妙に変わることもありますが、短縮した呼び方は日本ですっかり定着しています。

一方、アメリカでは日本とは少し異なり、シンプルに頭文字をとって呼ばれます。例えばバーガーキング=BK、ケンタッキーフライドチキン=KFC(1991年にニックネームじゃなく会社名に変更)などのように。

ほかには、短縮形でも頭文字でもなく、新たにニックネームが付けられていることもあります。日本でも馴染みのある、アメリカのポピュラーな会社や店舗のニックネームを挙げてみましょう。

マクドナルド:Mickey D’s(ミッキー・ディーズ)。昔、CMでこのような呼称を使って以来、人気になりました。またはGolden Arches(ゴールデン・アーチーズ) こちらはマクドナルドの有名なMのようなアーチ状のサインからです。(両方とも若い世代には死語になりつつあるそうですが、使う人はまだまだいるようです)

スターバックスコーヒー:Four Bucks(フォー・バックス)。4ドルという意味。1990年後半までスタバの人気と共に値段が上がり、ラテなど1杯、平均価格4ドルというアメリカでは高い値段に設定。高すぎるぞという皮肉をこめて、そう呼んでいたとか……。

コストコ:COSTCO(コスコ)。欧米では元々コスコと発音します。皮肉っぽくThe Hundred-dollar Store(ザ・ハンドレッド・ダラー・ストアー)と呼ぶ人もいますが、コストコへ行くと100ドル(日本で言うなら1万円の感覚)はすぐ使いきってしまうというのが理由のようです。

マイクロソフト:Mister Softee(ミスター・ソフティー)。マイクロソフト社の株の取引などに使用する省略語MSFTを言葉に進化させて、頭文字のMをミスター、あとの SFT をソフティーと発音したことから。でもこのミスター・ソフティーはニュージャージー州に本社を持つ大手フランチャイズのアイスクリーム屋さんと同名ということもあり、アイスクリーム屋さんを擁護するアメリカ人が多いらしいです。

ディズニー:Mouse House(マウス・ハウス)。そのまま「ミッキーの家」という意味。米国ではディズニー企業自体をマウス(ミッキーの愛称)と呼びます。日本の一部でいわれるような皮肉的なネーミングとは違い、愛情が込められたニックネームのようです。

先ほどの「コストコ」のように、日本とは発音が違う企業も多くあります。たとえば、ゴディバ→ゴダイバ、イケア→アイキヤ、サーティワンアイスクリーム→バスキン・ロビンのように。ほかにも色々あるので、興味があれば探してみると何か新しい発見があるかもしれませんよ!
(記者:Shizuiki)

寄稿:Pouch

photo by flickr loop_oh

■参考URL
Top Company Nicknames(英文)