世界で初めて「鍵をかけない銀行」がインドに出現し、人々を驚かせている。鍵をかけないということは、当然、金品も取り放題なのだろうか? 何とも物騒な話なのだが、銀行のある村は、ここ数年の犯罪件数ゼロという世界有数の平和な村なのである。この大胆な施策を打ち出したのは、インド・マハーラーシュトラ州ムンバイの小さな村にできたユナイテッド・コマーシャル銀行の支社だ。

この地域は、敬虔なヒンドゥー教信者が集まっており、人々は神を信じている。村人たちは「強盗や窃盗を犯した場合、本人とその家族が、神より重い罰を与えられる」という教えを守っているのだ。銀行関係者は、「村人のほとんどが寺院に足繁く通っていて、ここ数年、村では1件の犯罪も起きていない」と説明し、「我々は、彼らを信頼している」と自信満々だ。

また村にある全ての家には、ドアが設置されていないというのだ。このような状況でも、村人たちは「危険を感じたことがない」と、口を揃えており、世界一安全な地域ではないかと推測される。

ちなみに先日、村人全員が泥棒の村がインドにあった!!という記事を掲載したのだが、この2つの村は大違いではないだろうか。いずれにしても、村人全員が善人という村は世界中探しても、ここだけかもしれない。どうかこの先もずっと犯罪ゼロ、施錠ゼロを守り抜いてほしいものである。

photo:flickr Anonymous Account

■参考リンク
THE TIMES OF INDIA(英文)