マーク・フローエンフェルダーなる男性が、娘のジェーンちゃんを連れて参加したある講習会が話題となっている。内容はなんと、子供たちに車への侵入法・トランクからの脱出法・キーなしでエンジンをかける方法を伝授するというショッキングなもの。

この講習会は非営利団体マシーン・プロジェクト主催の「善人による悪行」カリキュラムの一環で、トム・ジェニング氏とジェイソン・トーチンスキー氏が指導した。

ちなみにジェニング氏は初期のインターネットプロバイダーの草分け的存在FidoNetの設立者でもあり、ハードコアパンク雑誌『ホモコア』の創始者・発行者。一方のトーチンスキー氏はアーティスト・作家・BoingBoing誌のゲストブロガーという肩書きを持っている。

講座はまず、車の鍵の構造説明からスタート。クリップと輪ゴムを使って車のドアのラッチ部分を再現した。

続いて屋外に出て、子供たちにパティーナイフ、ハンガー、ペンチなど「窃盗道具」を説明。マシーン・プロジェクト理事マーク・アランの車を使って実際にドアを開ける実習を行い、なるべく子供たち自身で考えるようにさせた。子供たちは見事に解錠に成功!

次に両氏は車のトランク内に閉じ込められた際の脱出法を伝授した。最近の車両のトランク内部には、引っ張るとトランクが開けられる取っ手があるが、古いタイプの車にはそれがないため、車両前方のラッチ解除部からトランク内のラッチに伸びるケーブルを引っ張るのだ。これは参加者に大人気で、子供たちは何度も脱出をやりたがった。

最後に、両氏がワイヤーを使ってキーなしで車のエンジンをかける実演。低圧とはいえ感電のおそれがあるため、このパートは実習なしとなった。ちなみにジェニング氏はこの実演中に何度かビリッと感電して、子供たちに大ウケだったという。

フローエンフェルダーさんの娘は、講習会を大変気に入り、学校もこんなだったらいいのにと話しているそうだ。学校でこんな授業をやられたら、車会社も持ち主も警察も、気が気じゃないと思うが。
(文=長谷川彩子)

screenshot:boingboing.net






■参考リンク
boingboing(英文)