できないかも知れないと思っても、一年の抱負を立ててみたいのは人間のサガである。成功願望が強いアメリカ人であればなおさらそうだ。

2011年、アメリカで最も人気があった抱負ベスト10が発表されたのでご紹介したい。「今年こそは」と思っている人は今年の目標を立てる上で参考にしてみよう。ベスト10は以下の通り。

■ベスト1:お酒を控える
交通事故死の実に19%は飲酒運転が原因である。ちなみに、一人当たりの国別アルコール消費量(単位リットル)TOP5は、1位ルクセンブルグ15.5L、2位アイルランド13.4L、3位ハンガリー13.2L、4位フランス13L、5位オーストリア12.9Lである。アメリカは8.6Lで22位となり世界平均9.7Lを下回っている。日本は7.7Lで若干米国を下回る。

■ベスト2:学位を取る
全米の大学生総数は1426万1778人。25歳以上の人が持つ学位の割合は、高校:86.7%、短大:55.6%、大学:29.5%、大学院:10.6%、そして博士号:2.9%でまだまだ成長の余地がある。

■ベスト3:より良い仕事に就く
失業率はかつてなく高い状態だが、高給で人手が足りない職種もある。需要の高い順からリストアップすると、1位は薬剤師(年8万~12万ドル)、2位は医療言語聴覚士(年5万~8万ドル)、3位は理学療法士(年5万ドル以上)、4位はソフトウエアエンジニア(年平均8万5千ドル)、5位は看護師(年平均7万4千ドル)となっている。

■ベスト4:体を鍛える
大人は1日30分の運動を週5日、子供は毎日60分の運動を行うことが理想とされているが、10人中3人しかその理想を満たしていない。子供は子供で、日に4時間以上テレビを見る子供が全体の25%に達している。

■ベスト5:減量する
肥満と言える大人は1億800万人に達し、アメリカ人の実に5人中3人にあたる。そして、ダイエットに関連する経済規模は年間580億ドル、日本円に換算して実に4兆8千億円に相当する。

■ベスト6:貯金する/借金を返済する
消費者の60%がクレジットカードを使い、カード所有者は平均して3.5枚のクレジットカードを持っている。学生の65%が毎月の授業料を全額クレジットカードで支払い、学生の50%は4枚以上のクレジットカードを保有している。つまり、収入のない学生の方が一般の大人よりクレジットカードを活用していることになる。

■ベスト7:ストレスからの解放
3人に1人のアメリカ人は極度のストレスを抱え今にも爆発寸前である。ストレスの主たる原因は仕事とお金である。身近な人とのイザコザの半分(53%)は抑圧されたストレスから引き起こされる。

■ベスト8:禁煙する
喫煙は予防できる死亡原因の筆頭を走る。毎年44万人がタバコが原因と思われる病気で亡くなっている。喫煙はまた、あなたの家族と友人を危険にさらす。毎年3000人の非喫煙者が受動喫煙で死亡する。

■ベスト9:休暇を取って旅行に行く
人気渡航先TOP10:フランス(7420万人)、米国(5490万人)、スペイン(5220万人)、中国(5090万人)、イタリア(4320万人)、イギリス(2800万人)、トルコ(2550万人)、ドイツ(2420万人)、マレーシア(2360万人)、メキシコ(2150万人)

■ベスト10:ボランティアの実践
16才以上のアメリカ人の実に26%が何らかのボランティアを実践してる。アメリカは昨年、280億ドル(2兆3千億円)を何らかのチャリティ機関に寄付をした。先進国の中ではフランスの3.5倍、ドイツの7倍、イタリアの14倍と突出している。

意外にも「お酒を控える」が人気No.1だ。この結果に対し、海外のネットユーザーからは「本当にお酒が一番? 多くの人は2~10の抱負を実行することに失敗した罪悪感をごまかすためにお酒を飲むんだろう?」というコメントが。しかし、すぐさま「しらふになってこそまともな抱負が生まれるものさ!」との反撃コメントも。

あなたの抱負にリンクしたものはあっただろうか?

photo:flickr Celso Flores

■参考リンク
Yahoo! PULSE(英文)