自分の自殺をインターネット生放送で全世界に発信する。海外ではそういう事例が何件か報告されているが、日本でも同様の自殺のインターネット生放送が発生した。

インターネット生放送システム『USTREAM』で自分の自殺のようすを世界に発信したのは、一人暮らしと思われる日本人男性。自分の部屋と思われる場所にカメラ(パソコン)を設置し、チャット等でインターネットユーザーとコミュニケーションをとっていたものの、途中から自殺に踏み切り、ベランダで首をつったのである。

この自殺の生放送を視聴していたユーザーは多数いたようだが、指をくわえて自殺するのを見ていたわけではない。いま自分にできる事はないかと考え、警察署に電話をして状況を説明した人もいたのだ。

しかし警察署は相手にしてくれなかったようで、そのときのようすを「仙台北警察署に電話したけど、対応がくそすぎる。敬語使えねーゴミおっさんで事情説明したけどそんなん個人情報が分からないとどうしょうも出来ないから、かわいそうだけど仕方ないねだって^^; んでURL教えて見るようにいったら、URL伝えたあとにここにはパソコンないよなんていいやがるゴミ」と、インターネット上に書き込みしている。

また、「PCねえなら最初からURL聞くなっての。その後に服装やら体型聞いてきたけど、意味あんのかよ。その4時間後に、彼は自殺しました」と、怒りもぶつけている。

この自殺のようすを録画していた人がいたようで、YouTubeに自殺するようすが動画として掲載されている。インターネットユーザーがこのような場面に直面したとき、いったい何ができるだろうか? 少なくとも警察や消防署に連絡をするくらいはできるはずだ。

しかし、それら警察署等が「どうしょうも出来ないから、かわいそうだけど仕方ないね」という対応しかできないというのであれば、「自殺しようとしている人の命を守る」という点においては無能といわざるを得ない。

確かに、どこの誰が自殺をしようとしているのかわからないのであれば、やれる事は限られるかもしれない。それならば、「仕方がない」ではなく「やれるだけの事はやってみる」という考えで行動してもらいたいものである。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。