アルコールはヘロインやコカインや大麻やタバコよりも有害であるという研究結果が、海外医学誌「Lancet」で発表された。

David Nutt教授をはじめとする研究チームは、数十種類の薬物を、死亡率、依存度、精神への影響、社会的影響、家庭的影響、経済的コスト、国際的存在……などのカテゴリに分けて、それぞれ数値化。さらに個人的に害のある薬物、社会的に害のある薬物としてまとめ、総合的にアルコールが最も有害であると結論づけた。

研究結果によると、社会的に害のある薬物ベスト3は、アルコール、ヘロイン、クラック・コカインの3種類。確かに「お酒で失敗した人」は記者の知るところでも数多い。また、飲酒運転による交通事故や、泥酔状態による窒息死、溺死などもカウントされていると思うと、この順位はうなずける。

そして個人的に害のある薬物ベスト3は、ヘロイン、クラック・コカイン、メチルアンフェタミン(合成麻薬:DOM)。いずれも非合法の麻薬である。

これらを総合した結果、1位はアルコール(有害ポイント72)、2位はヘロイン(55ポイント)、3位はクラック・コカイン(54ポイント)という順位に。ちなみにタバコは26ポイント、覚せい剤は23ポイント、大麻は20ポイント。そのほかエクスタシー(MDMA)は9、LSDは7、マジックマッシュルームは6であった。

いずれにせよ、酒は飲んでも飲まれるな。違法薬物の乱用は「ダメ。ゼッタイ。」である。

写真:ロケットニュース24

■参考リンク
sciencedaily.com(サイエンスデイリー)英文