日本からタイ・バンコクへと渡航し、そのままホームレスになった日本人男性が、海外企業のエリート営業マンに転身して大きな話題となっている。彼はハリウッド映画で渡辺謙の作品に出演するなど、輝かしい人生を歩んでいる。

その日本人男性の名は、ふくちゃん。彼の両親はすでに他界しており、現在はバンコクで一人暮らしをしている。数年前、まとまったお金を持たずにバンコクに渡航した彼は、世界中の旅行者が集まるカオサン通りに住みついた。しかしお金がなくなり、毎日のように無料で食事ができる寺院へ通い、飢えをしのいで生活していた

ホームレス状態の生活が続き、いつ死んでもおかしくない状況のなか、ふくちゃんは作家のクーロン黒沢先生が作成しているDVD『やさぐれ旅行人 DJ北林 黙示録第七章 外こもり太閤記』に出演するなどして、徐々に知名度を広げていった。

ふくちゃんの収入源は自身が運営している東南アジア情報ブログ「Traveler’s Supportasia」のアフィリエイト収入のみという状態が続いたが、そんな状態でもタイで収録された渡辺謙監督のハリウッド映画『上海』(日本未公開)の出演を果たすなど、前向きな精神は失うことがなかった。

その後、とあるタイの学校の事務として働き、ホームレスのような状態から脱出。ようやく自分自身のアパートの部屋を得る事ができたという。さらに彼の躍進は続き、「ひまわり娘」というバンコクのカラオケ店でマスターに就任。オーナーに気に入られた事で、なんと同店の関連会社の営業マンとして活躍する事になったのである。

ひまわり娘のオーナーは、「関連会社の営業も手伝うことになりました! ふくちゃんの成長を皆で暖かく見守って彼を応援していただけたら幸いです!」と、彼に対してコメントしている。海外でホームレスになるほど落ちぶれていた日本人男性が、海外のエリート営業マンに転身したのである。今後のふくちゃんの活躍に期待したい。

Photo by Rocket News24 Staff / 本誌記者撮影