あなたは世界中で、年間どれだけの人が自殺しているかご存知ですか? その数はなんと100万人。日本でも度々問題として取り上げられている「自殺」ですが、日本人は世界中の自殺者のなかに、どの程度含まれているのでしょうか。

平成21年の統計によると、人口10万人あたりの日本人自殺者数は25.8人。総自殺者数は32,845人もおり、年間の死者の2.8%が自殺により死亡しています。これは癌や心疾患などに次いで日本で6番目に多い死因となっており、1998年から自殺者数が3万人を下回った事がないそうで、改善するべき深刻な問題となっています。

でも、世界には更に自殺者が多い国があります。その中でも自殺者数トップの国が日本のお隣・中国。なんと年間28万7,000人強の中国人がドメスティックバイオレンスや夫の不倫、生活や就職等の様々な理由により自殺しているそうです。

今年5月には中国にある『iPhone』の生産拠点・富士康(foxconn)で、工場長が自殺禁止令を出すほど従業員の自殺が大流行し、中国都市部では自殺に関する相談窓口として15本の自殺相談窓口が敷かれています。

しかし、中国の自殺者は都市部だけに多いわけではないようです。農村では、農薬と殺鼠剤の服用による女性と高齢者の自殺が多くなっているなど、貧困による問題を抱え、自己解決できる能力を持ち合わせていない層が命を絶っているのです。中国政府にも日本政府にも、「本当に助けが必要な人」を把握し、それぞれに合った改善策を実行して頂きたいものです。