とある行政区で、公務員試験のあり方に問題があると物議をかもしている。この役所は7月に行った採用試験で、女性6人の採用を決めたのだが、採用条件に酒の強さとダンスのうまさが含まれていたのだ。酒とダンスって公務に関係がないのでは? と、疑問の声が上がっている。

この公務員採用試験が行われたのは、中国・江西省撫州(ぶしゅう)市の楽安県。7月に筆記と面接試験が行われたのだが、その面接で酒を飲ませたり、手酌(てじゃく)をさせていたという。さらに、ダンスまでさせていたことが判明。試験の評価は、面接が8割を占めていたとされており、問題となっている。

役所の人事担当は、「業務が特殊な内容のため、面接に問題はなかった」と説明している。しかし役所の関係者によれば、「採用試験はまるで美人コンテストのようだった」と話している。さらに、選ばれた6人の家族はこの役所で働いており、最初から採用が決まっていたのではないかとの噂もあるようだ。

今回選ばれた6人は正式に採用されるはずだったが、あまりにも試験内容が問題視されたため試験そのものが白紙となったようだ。一般企業であれば、ユニークな採用試験と話題になったのかもしれない(それでもちょっと問題だが)。しかし、公務員が酒やダンスを基準に選ばれるのは、おかしなことではないだろうか?