アメリカの調査会社が移住に関する調査結果をまとめた。それによると、「移住するならどこの国に住みたいか?」という質問で、もっとも人気があったのはシンガポール、最下位はアフリカのシエラレオネという結果になった。日本は33位で、中国の42位や韓国の50位を上回り、アジア圏では比較的上位となった。

この調査は、世界中から移民規制なくなった場合に「各国の人口はどう変化するのか?」について調べたもの。実際に規制がなくなった場合、日本の人口は1%(約1,270万人)増えることになる。

調査を行ったのは、アメリカの世論調査会社『ギャラップ』。同社は148カ国の35万人の成人を対象にアンケートを実施。その結果をもとに潜在的な移民指数を算出し、現在の人口に対する増減比率を比較した。

148か国のなかでもっとも人口が増えると推定されたのはシンガポールだ。シンガポールは現在の480万人の人口が移民により219%(約1,050万人)に増えるものと予測された。一方、最下位のシエラレオネは現人口570万人が約251万人に減少するものと見られている。以下が上位と下位、それぞれ10か国である。

【移民規制がなくなったら住みたい国 上位10カ国】
1位 シンガポール
2位 ニュージーランド
3位 サウジアラビア
4位 カナダ
5位 スイス
6位 オーストラリア
7位 クウェート
8位 スウェーデン
9位 スペイン
10位 アイルランド

【移民規制がなくなったら住みたい国 下位10カ国】
1位 シエラレオネ
2位 ハイチ
3位 ジンバブエ
4位 ソマリランド
5位 ナイジェリア
6位 オチオピア
7位 リベリア
8位 エル・サルバドル
9位 コモロス
10位 ドミニカ共和国

規制がなくなった場合、人口が増える国は中東諸国に多い。その反面、人口が大幅に減る国はアフリカに集中している。おそらく自然災害や長引く内戦により、自国から離れたいと願う人が多いためだろう。日本をはじめ東アジアの国々ではあまり変化は見られない。東アジアは観光地として人気があるものの、住むとなると事情が違うようだ。