コロンビアのリオネグロには、信じられないような方法で学校に通う子供たちがいる。イギリスのデイリーメールが22日に伝えたもので、ロープを使って390メートル上空を飛行するという。

それによるとデイジー・モーラちゃん(9)は毎日、通学するために古く、錆びついた滑車装置に身体を結び付けて谷底へと飛び降りる。そして、まるでターザンのように時速64キロで谷底から390メートル上空を飛行し、800メートル先の対岸へと到着する。木製のくま手でスピード調節をしながら進むそうだ。

首都ボゴタの南東64キロにあるこの地域には少しの家族しか住んでおらず、町へ行く唯一の手段が村と対岸をつなぐ12本のロープだ。めまいがしそうな方法だが、これはこの地域に古くから伝わる移動手段。初めはヘンプで作ったロープを使っていたが、熱帯雨林を伐採するためにスチールのロープが持ち込まれてからはそれを使用している。

農夫たちは商品を近隣の町に運ぶために、また子供たちはデイジーちゃんや彼女の弟のジャミッド君(5)のように通学のために利用している。ちなみにジャミッド君は、まだ幼くて危険なため、デイジーちゃんがジュートの袋に弟を入れて一緒に飛行する。

この様子を撮影した写真家で作家のクリストフ・オット氏は「珍しい空中旅行を楽しんでいる人々を発見して、最初は目を疑った」と語っている。