Venice's'death

イタリア北部の都市・ベニスといえば「水の都」として有名だが、現在人口の減少に歯止めがかからないという。そんな状況を悲観したベニス本島の住民が街の「お葬式」を行った

観光地として有名なベニス本島は、街の構造上、車が利用できないほか、景観を守るために様々な規制がされており、現地住民の生活は不便であるという。また、家屋の値段や家賃も高い上に水害問題まで発生し、年々島を離れる住民が後を絶たないとのことだ。かつては十数万人いた人口が、現在は6万人足らずになってしまったといわれている。

このままいけば街は滅びる、と危機を感じた住民たちが14日、ベニスの現状を広く知ってもらおうと水上で葬式パレードを行った。しかし、行政側は「6万という数字は瀕死の状況ではないし、一時的に島を離れている住民や学生が12万人はいる」として、人口減少対策よりも橋の建造や観光業などへの投資を続けていくようだ。

一見華やかに見える世界各地の観光都市だが、多くの現地人はそれがために不便な生活を強いられているのかもしれない。

記者:やながわ(from cocolognews)