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2008年、北京オリンピックで白熱した中国の北京市には、多くの外資系飲食店が ”食という競技場” でオリンピックにも負けない戦いを繰り広げていた。

ケンタッキーフライドチキンはマクドナルドに負けじと、あらゆる場所に店舗をかまえている。マクドナルドはマクドナルドで、繁華街には必ず複数の店舗が存在する。そんななか、独自のペースで営業を続けているのが、吉野家だ

ケンタッキーフライドチキンやマクドナルドに比べて店舗数がはるかに少ない吉野家だが、北京っ子たちの人気スポットになっている。タイでは牛野家というパクリのような店舗が建てられてしまったが、北京ではちゃんとした吉野家が正式に営業を続けているようだ。

でも、日本と同じ味なのだろうか? ということで、取材班が吉野家に潜入取材を決行! どんな味なのか、実際に食べてみることにした。店舗に入ってみると、日本の吉野家では信じられないくらいの広さで、カウンターテーブルではなく、2~4人が座れるテーブル席のみだった。

注文はカウンターでするというタイプで、カウンターのデザインはマクドナルドなどと同じような感じになっている。メニューは多彩で、コーラと漬物、牛丼がセットになったコンボセットもあった。しかし、セットメニューはいきなり倍ほどの金額になるため、今回は普通の牛丼のみを注文した。

どんぶりは日本のものより小さい。気のせいかもしれないが、円周が小さくなって、底が深くなっているように思える。見た目としては汁が少ないように思えたが、実際に食べてみると汁は少なくて正解だというのがわかった。そう、しょっぱいのである。日本の吉野家はホンノリと甘みがあり、それでいてうまみがある。北京の吉野家は、うまみはあるものの、甘みは少なく、そのかわり塩分濃度が高まっているように感じた。

きっとこれは、味が濃いオカズ一品で何杯もご飯をたべてしまう中国人向けの牛丼なのだろう。この牛丼に限らず、中国の料理は味が濃いものが多い。特に北京のホイコーローや麻婆豆腐はかなり味が濃い。四川料理は辛いが、北京はしょっぱいのだろうか? ご飯がもう一杯食べられそうなしょっぱさであった。
 

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