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※今年1月、阿久根市長により実施されたアンケートより

ブログで市議の不人気投票を行い不信任を受けた鹿児島県阿久根市・竹原信一市長が議会を解散、今月22日に出直し市議選(16議席)が行われた。投 票率は78.32パーセント、結果は市長支持の5人が上位を独占する一方、反市長派の当選が多数。次に不信任案が可決されれば、50日以内に出直し市長選 挙となる。同市長は早速自身のブログを更新した。

選挙から一夜明けて、市長は自身のブログで「市民、議員、市長」の三者による徹底討論会を提案。「従来のような意見の発表会ではなく、お互いに質問 しあい、議論する必要があると思う。たっぷり時間をかけて、必要ならば結論が出るまで何回でもやるべきだ。市民のための市政運営がなされる必要がある」と 綴っている。

市長に対する評価はネット上でも議論を呼んでおり、「不人気投票は議員いじめでは?」「ブログ以前に、市長の言動に問題あり」「今回の選挙は予想ど おりの結果」とする意見もあれば、「やり方は手荒だが主張は評価できる」「全国の地方自治体にも向き合ってほしい」「誰かが明るみにしなければ議論もされ ない」といった意見もある。

竹原市長はこれまでにも自身のブログで数々の問題提起を行っており、先月23日には市職員の給料・手当明細を公開。阿久根市の税収20億円に対して、職員の給与と手当だけで17億3千万円が支払われていることに対する問題提起を行っていた。

市長を支持するか否かはともかく、今回の一連の件は“問題児”という理由だけで問題提起そのものを退けたり、“型破り”なイメージだけで応援するの ではなく、一つひとつの問題に対して「市民、議員、市長」の三者が真摯に向き合うことによって初めて道が開けるように思われる。

「もし自分が阿久根市民ならこの問題とどう向き合うのか?」と、改めて考えてみてもいいかもしれない。

記者:山崎(from cocolognews)

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