アメリカは訴訟大国だといわれているが、賠償金目当てではなく、感情の赴くまま「訴えてやる!」と警察に通報するケースも多い。間に入ってくれる警 察官もいるが、収拾がつかないケースでは「緊急事態でもないのに、警察の貴重な時間を無駄にした」と通報者を逮捕することもある。

2月末、フロリダに住む27歳の女性が、マクドナルドでマックナゲット10個をオーダーし、支払いを行った直後「実は売り切れている」と告げられ 「支払い戻しはできないが、代わりにマックダブルとポテトをどうぞ」と言われ激怒。警察の緊急ライン911に3回も「緊急事態発生!」と電話し、何度も不 必要に緊急ラインに電話を入れた罪で逮捕された。

wptv.comには「これは彼女に同情する」「ナゲットが売り切れと知りながら、お金を受け取るのは詐欺罪にあたるのではないか」というコメント や「同情するけれど、警察に電話するのはやりすぎ」「低学歴でヒステリックな女性がやりそうなこと」という意見、「10ドルくらいのことで警察に電話する 女性も変だし、返金しないマクドナルド店員も変」「アメリカならでは」「いや、フロリダならでは」というコメントも寄せられていた。

警察に通報するよりも、支店のマネージャーやマクドナルド本社にクレームを入れた方が効果があると思うのだが、そんな余裕もなかったのだろうか。

ちなみに、マクドナルドは女性に対して「全額支払い戻し」をし「無料券」も贈るとの声明を発表している。

Julie(from cocolognews)

マクドナルド化する社会
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