ラーメンの鬼・佐野実氏といえば、ラーメンへの並々ならぬこだわりを持つ『支那そばや』の創業者。メディアに多数出演していたことから、ご存じの方も多いだろう。こだわりが強く、自他共に厳しいイメージを持たれることも多かったようだ。
そんな「ラーメンの鬼」が、なんとスープまで飲み干したラーメンが存在するらしい。めちゃくちゃ気になる……! 調べてみると佐野氏のお弟子さんが営む『支那そば 孤高』のラーメンだというので、食べに行ってみた。
ラーメンの鬼・佐野実氏といえば、ラーメンへの並々ならぬこだわりを持つ『支那そばや』の創業者。メディアに多数出演していたことから、ご存じの方も多いだろう。こだわりが強く、自他共に厳しいイメージを持たれることも多かったようだ。
そんな「ラーメンの鬼」が、なんとスープまで飲み干したラーメンが存在するらしい。めちゃくちゃ気になる……! 調べてみると佐野氏のお弟子さんが営む『支那そば 孤高』のラーメンだというので、食べに行ってみた。
知らない土地に行った際、真っ先に味わいたくなるのが、その土地の味……いわゆる「地元の味」である。それが九州・福岡県であれば、明太子にもつ鍋、そしてなんといってもとんこつラーメンだろう。
もちろん、福岡空港に降り立ったらそこかしこにラーメン店がある。だが、今回はとんこつの本場・九州でありながら支那そばで勝負するお店をご紹介しよう。その名も「支那そば 北熊」。熊本県を中心に展開しているお店だ。
私(佐藤)は以前から思っていることがある。有名ラーメン店は気軽に入りづらい、値段も高い。ラーメン・中華そばは庶民の食べ物だったはずなのに、いつの間にかブランド化が進み、食べるためにさまざまな努力を強いているような気がしてならないのだ。値段をはじめ、オーダーの仕方が難しかったり、店によっては私語厳禁の雰囲気が漂っていたり……。
もっと身近に感じたい! もっと気軽に食べたい!! その欲求を叶えてくれるのは、新しいお店ではなく昔馴染みのお店だ。東京・千歳船橋の「支那そばや祥兒郎(しょうじろう)」も、そんなお店のひとつ。カッコつけたラーメン店はこのお店を見習うべきだ。570円で震えるほど美味しい支那そばを食べることができるぞ。
今回は「カレー探求」と称して、カレーライスを紹介すべきか悩んだ。というのも、紹介するお店の定番は支那そばとカレーのセット。その両方が激ウマであるため、カレーにフォーカスするのが妥当なのかどうか迷ってしまったのである。しかしカレー探求としてご紹介しよう。
そのお店『インディアン』は、蓮沼に本店があり、蒲田と池上にも店舗が存在する。メニューにある最高級カレーライスは「武田流古式カレー」と称されて、地元で長らく愛されているのである。支那そばとカレー、この2つを実際に食べてみたところ、味だけでなく提供タイミングまでしっかりと考えられていたのだ。