
【ゲームコラム】プレイステーション3(以下、PS3)用ゲームソフト『白騎士物語 ~光と闇の覚醒~』は非常に練られた安心して楽しむ事ができるゲームシステムであり、プレイしている最中、常に心地よさを感じる秀逸なるゲーム性を持つロールプレイングゲームである。
真新しさはないが、ゲームにおいて必ずしも新しい試み(新しい要素)は必要ではない。過去にも存在したゲームシステムをアップグレードさせるかたちで進化させれば、新しくて奇抜な事をしなくてもゲームプレイヤーが知らず知らずのうちに快感を覚える事を、開発会社は知っているのだろう。「より自然に、より快適に、より楽しく」をプレイヤーの身になって叶えているゲーム、それが『白騎士物語 ~光と闇の覚醒~』といえよう。
建物や隣のフィールドに移動してもローディングの待機時間がないシームレスな点、パーティー全員が戦っていると実感できる緊張感あるバトルシステム、武器と攻撃方法と攻撃部位によって相手に与えるダメージが変化する戦略性、自然豊かでダイナミックな風景を楽しめるフィールド、オンライン接続による他のプレイヤーとの交流や冒険など、どれをとってもストレスを感じさせない内容となっている。
だが、ストーリー部分に関してはこれ以上ないウンコちゃんである。「プレイヤーにツッコミを入れてほしいのか?」と思ってしまうほどウンコちゃんなストーリー展開であり、軸(じく)にある世界設定は素晴らしいものの、ストーリーがウンコちゃんなので『白騎士物語 ~光と闇の覚醒~』の世界にプレイヤーが入り込む邪魔をしているのは確実である。
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