まるでCGのような幻想的な景色。実はこれ、CGでもなければ宇宙でもなく、南極にある湖の底の写真なのだ。

場所は南極ウンターゼー湖。海抜563メートル、11.4平方キロメートルの面積を誇る、南極最大の湖である。

調査を行ったのは米SETI研究所、ニュージーランドのカンタベリー大学、米NASA ARCに属する科学者3人。メンバーは厚さ3メートルの氷の下を潜り、独特の円錐構造をした岩を発見したのだ。

これらの岩は、「ストロマトライト」と呼ばれており、バクテリアの死骸や泥粒によって作られる。十数億年前に生息していたストロマトライトによく似ているとの報告もあり、さらなる研究が期待されている。

参照元:astrobiology.com(英語)