メディア王とも呼ばれるルパート・マードック(ニューズコーポレーションの会長)が『現在のような無料のインターネット新聞の時代はすぐに消えるだろう』と展望した。

マードックは6日『正常に動作していないビジネスモデルを正すために、新聞が購読料を請求するかどうかについての重要な議論が必要』だとし、『オンライン新聞の有料化の時代を予告した』と、英紙のインターネット版が7日報じた

また、マードックは、ニューズコーポレーション傘下の新聞のウェブサイトについて、購読料を請求するかどうかについての質問を受け『当然、その問題を検討しているとし、そのような動きが1年以内にある』と述べた。

また、所有する経済新聞ウォールストリートジャーナル電子版の購読料収入の急増に刺激を受けたマードックは、『ウォールストリートジャーナルの経験を通じて、ウェブサイトのコンテンツの有料化が可能であることが明らかになった』とも語った。ちなみにウォールストリートジャーナルはほとんどの記事が無料で一部有料制となっている数少ない新聞サイトであり、印刷版での購読料収入では前年同期から9パーセントもアップした。

■参考リンク
ルパート・マードック -Wikipedia-
ニューズコーポレーション -Wikipedia-

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