冬の空は空気が澄んでおり、天体観測をするには絶好のシーズン。しかし、冷え込みの厳しい季節でもある。ゆっくり夜空を眺めていたいのに、寒さに震えて没頭できないということもあるだろう。そういう方のためにとっておきの逸品をご紹介しよう。パソコンのモニターで星空を見ることができる、素晴らしいアイテムがお手ごろ価格で登場だ。

米ハマカー・シュルマー社の「コンピュータ・ディスプレイ望遠鏡」は机の上に置けるサイズのデジタル望遠鏡で、宇宙の壮大な姿をパソコンで見ることができる優れものだ。通常、望遠鏡は一度にひとりしか見られない。しかしこの製品、部屋の中でみんなでワイワイ楽しみながら、美しい夜空を楽しむことができる。

使い方はとても簡単で、USBケーブルをパソコンにつなげるだけ。眺めた星の画像保存もできるのだ。望遠鏡の焦点距離は400mm、そして30倍までの接眼レンズがついている。丈夫な金属製土台で安定感もバツグン。もしパソコンを持っていなくても、従来の天体望遠鏡として使うことも可能だ。さらにウェブカメラとしても機能し、画像編集ソフトもついている。ちなみにアメリカでの販売価格は69.95ドル(約5700円)だ。普通のウェブカメラを購入するより、お得な買い物ではないだろうか。

冬の夜空を室内で眺めたいという人は、是非購入してみてはいかがだろう。

screenshot:hammacher.com

■参考リンク
hammacher(英文)