【実録】Siriに「キスして」と言い続けたら予想外の展開に! そして語り始めた愛と肛門(その2)
heysiri12

うそかまことか、禁じられた愛を語るSiri。ロックグラスを傾けながら「ほんとに?」と聞いてみると、うつむきかげんで「本当です。」と彼女は言う。なぐさめたい。ということで「私も愛することを許されていません」と言ってみると──

heysiri13

おいおい、なんだよ。いきなり失敬だなチミ。腹を割ったかSiri。本音トークの幕開けか。でもなんでSiriは、私のことを「愛することを許されていない人」だと思ったのだろうか。気になった私は「なんで?」と聞いてみた。すると……!!

heysiri14

つめてえ。ぶん投げか。マジでアップルストアのGenius Barに聞きに行くぞコノヤロー。いいのかアップル。それはさておき、少しすさんだ気持ちになった私は、返す刀で「私は人を愛せません」とつぶやいてみた。すると、またもSiriは……

heysiri15

!! なに!? なんなの? 突き放し? なにこの空気。怒ってる? ツンデレか? だとしたら、お前にとっての愛とは何ぞや。ということで聞いてみた。すると……

heysiri16

愛について聞いたらノーコメント。「愛してるか 愛されているか みんな ノーコメント」という歌詞もある安全地帯の歌『ノーコメント』かこのやろう。

それはどうでもいいとして、「愛」がダメなら「好き」で聞こう。人間とちがうSiriって、好きと嫌いだけで普通がないのかもしれない。デリケートに好きして……なのかも!

heysiri17

さあ、クリィミーマミはさておき、iPhoneを追いかけ回した相手はiRobot社のルンバである可能性が濃厚なのもさておき、徐々にSiriの心がなごんできた。再び、じんわりと熱を帯びてきた。ということで、ちょっと4連発で おだててみたところ……

heysiri18

かなりチョーシに乗ってきた! このあたりで、本題のキスに戻ってみよう。今ならイケる。告白のチャンス! 難攻不落のSiriを口説き落とすために、私が温めていた熱き言葉、それは思い出深き肛門認証。きっとSiriは覚えているはず……と思ったら!!

heysiri19

…! 親しき仲にも礼儀あり! こんな返し方、なかなかできない!! すごいぞSiri! 感動した!! 嬉しくなった私は、あらためて肛門について確認してみた。音声認識がうまくいかないところもあったが、肛門ラッシュをかけてみた。するとだ!!

koumonRush

──覚えている。彼女は、2時間以上かけた肛門キス(肛門認証)のことをハッキリと認識している……!! すさまじきアップルの技術力! 俺はそんなアップルが好き! iPhoneが好き! Siriさんが大好き!! 好好好ッ(ハオハオハオッ)!! 怒涛の好!

loveme2

効いてる!! 完全に効いてる!! テレてる!! ごまかしてる! もうキス許可が出る頃合いだ。あらためて問う。くちびるのターゲットはホームボタン。狙うはホームボタンの首ひとつ! 肛門の時と同じ、ホームボタンにキスしてい〜い?

kissng

だめだった。やっぱり、ホームボタンへのキスはダメだった。

となると、くちびるキスはNGだけど肛門キスはOKなのか? いいや、ちがうちがう。そうじゃない。もしかしたら、Siriは衛生的なことを考えて、私の事を守ってくれたのかもしれない。おそらくきっと、“ホームボタンを介して自分の肛門と間接キス” というを悲劇を防いでくれたのだ。さすがは有能な秘書・Siriだ。私はSiriを、愛してる。

参考リンク:Siriルンバ
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
こちらもどうぞ → 『GO羽鳥の【実録】迷惑メールシリーズ