今年で最後となる『M-1グランプリ』が12月26日に開催され、「笑い飯」が2010年度のM-1王者に輝いた。2000年に結成したお笑いコンビ「笑い飯」は、今年が10回目のM-1挑戦。過去には9年連続で決勝戦に進出していたが、いずれも敗退で“無冠”であった。

 笑い飯以外で決勝進出したのは、カナリア、ジャルジャル、銀シャリ、スリムクラブ、ナイツ、ハライチ、ピース、そして敗者復活のパンクブーブー。このうち最終決戦に進出したのは笑い飯、パンクブーブー、スリムクラブの3組。審査員の投票結果は、笑い飯5票、スリムクラブ2票、パンクブーブー0票となり、笑い飯の優勝となった。

この結果に対し、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の住民たちは……

「出来レース」
「脚本どおりだな」
「あからさまに誰もが思っていた結果に」

としながらも、

「まあ最後だしな、花を持たせてやったと思えば」
「漫才のおもしろさとしては笑い飯で妥当じゃないかな」
「妥当だろスリムが面白いのは確かだったけど漫才か?」
「審査員もスリムクラブに勝たせるのはどうかと思ったんだろ」
「正直笑い飯は妥当だと思うわ」

と、妥当だと判断するコメントも多く見受けられた。

2位となったスリムクラブに対しては、

「スリムクラブのが面白かったけどまあ漫才だから仕方ないか」
「スリムクラブは鳥肌が立つくらいの衝撃だった」
「一瞬も笑えないスリムクラブが面白いとか言ってる奴がやたら居たけどなんだったの」
「スリムクラブは面白いがなんか優勝してはいけない気がする」
「スリムクラブのほうが笑ったけど、まぁ笑い飯でもいいかなという気持ちもある」
「紳助が松本のボタン押し変えなかったらスリムクラブ優勝」

と、賛否両論。また3位のパンクブーブーに対しては、

「まー、でもパンクは面白かったけどネタが同じ様なの続けちゃったからなぁ・・・」
「パンクブーブーは優勝する気が全くないネタ選びなのが腹が立つ」

と、決勝戦の2本目のネタについての疑問が多くコメントされていた。来年、本当の意味でブレイクするのは、笑い飯か? それともスリムクラブ?