【DNA】唾液を送るだけの遺伝子検査『MYCODE』をやってみた! 280項目の検査結果がいろいろスゴイ / 日本人平均よりも私は「ハゲにくい」など(その2)
Screenshots  2015-01-22 18.11.55_580px

まず私の心にドドーンとキたのが、「セリアック病」なる聞きなれない病名だ。日本人平均との比較は、4.32倍と飛び抜けて高い数値をマークしている。セリアック病がどんな病気なのかは、しっかりと結果のページに説明書きが書いてある。引用してみよう。

「小麦、ライ麦、大麦などに含まれるタンパク質のグルテンを取ることで、小腸の粘膜に炎症を起こし、栄養吸収が滞る疾患です。症状としては、倦怠感や貧血、下痢、嘔吐(おうと)などがあり、個人差があります。グルテンの摂取を避けるようにする必要があります。近年、日本でも増加してきました。」(引用)

──とのことで、日本での患者数は約88万人とのこと。ともあれ、私が特に気をつけなければならないのは、このセリアック病なのであろう。もう覚えた。グルテンが何なのかよく分からないが、グルテンに注意して生きていきたい。Screenshots  2015-01-22 18.15.50_500px

・じいちゃんと同じ「精巣がん」

次なる衝撃は、「がん」の項目。私が最も侵される可能性が高いのは「精巣がん」で、発症リスクは日本人平均の2.35倍。なぜ衝撃を受けたのかというと、いまだ元気に生きている私の父方の祖父が、まさに今、精巣がんに侵されているからだ。Screenshots  2015-01-22 18.17.51_500px

いつぞやか、べらんめえ口調で「まったくよぉ、タマにガンができちまってよぉ。イテテイテテってな感じでチキショウ。なっさけねえのなんのってヨォ」と言っていたので間違いない。これもまた遺伝子。おそるべき結果である。

・デリケートな病気は事前の確認が必要

さらにドキドキしてしまうのが、結果を知るのが怖い病気の確認だ。たとえば治療が困難なアルツハイマー病などは、「結果を表示しても良いか?」的な確認が表示される。結果を告知するほうも、そして、知る側も覚悟が必要なのだ。Screenshots  2015-01-22 18.29.14_500px

このような「結果を表示するには確認が必要」な項目は、ほとんどすべてが『疾患発症リスク』のコーナーに集まっていたのだが、ひとつだけ『体質』のコーナーに確認が必要だった項目があった。それこそが「85歳以上まで長生きする可能性」である。

・85歳以上まで長生きする可能性

不規則な生活、めちゃくちゃな食生活、常にシメキリに追われている私みたいな人間は、おそらく85歳まで生きられない。どーせ「可能性極めて低し」と表示されるに決まってる。別に知ったところで、何のショックも受けやしない。

ということで「結果を表示しますボタン」を押してみると……Screenshots  2015-01-22 18.43.57_500px

──えええええええっ!? なんと、まさかの「高い」ときた! ホントにィ? あと人生50年もあるぞ。長いなぁ……。「ハゲにくい」は素直に受け入れたが、「85歳以上まで長生き」は、なぜか疑いの目で見てしまうのであった。

……とか言っているヤツに限って長生きしたりするのもよくある話だ。そういえば、べらんめえ口調で精巣がんのジイちゃんは、たしか今年で86歳だ。まだまだ教えてもらうことは山ほどある。100歳くらいまで長生きしてほしい。

最後に、今回の検査結果280項目を、すべて次ページ(その3)に貼り付けておきたい。MYCODEの『オールインワン280+』で、どんな項目が調べられるのか気になる人は、時間のあるときに要チェックだ。<完>

参照元:MYCODE(マイコード)
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.