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アニメやゲームのキャラクターの体がプリントされた「立体(3D)マウスパッド」。日本ではすでに定番化した人気商品だが、このタイミングでなぜか中国共産党機関紙系のメディアが立体マウスパッドについて報道。立体マウスパッドのことを「手首を温め、感触もいいとまさに実用性が高い商品」と報じていることがわかった。

中国共産党機関紙『人民日報』の国際版『環球網』で紹介されたのは、人気アニメ『琴浦さん』のヒロイン・琴浦春香を模したマウスパッド2種だ。

美少女キャラの「立体マウスパッド」といえば、プリントされた胸部もしくは臀部の位置にクッション用のジェルが入っているものが一般的。琴浦さんは劇中では「つるペタ」という設定だ。だが、主人公・真鍋の妄想の中では胸が大きくなる。今回発売のマウスパッドはつるペタな現実版と胸の大きな妄想版の2種が発売されるそうだ。

ファンにとっては嬉しいニュースだが、この件をなぜか人民日報が報道。さらに

「開発元によると、2種のマウスパッドの胸部は原作の琴浦さんの胸部の大きさと同じスケールで作られているそうだ。“つるペタバージョン”ではユーザーは何の障害もなくマウスの操作が可能。

“立体バージョン” にはジェルがたっぷりと入っている。ユーザーの手を温め、かつ琴浦さんの柔らかな胸部の感触を味わえる……まさに趣味と実用性を兼ねた造りである」(和訳ここまで)

と、詳しく報じている。

ユーザーの手を温め……確かにそうかもしれないが……。なお、美少女キャラの立体マウスパッドは、中国でも数年前からアニメファンが集まるマーケットで販売されている。工場からの横流れか、パクリかは不明であるものの、とにかく存在している。

人民日報はなぜこのタイミングで立体マウスパッドについて報道したのだろうか? 謎である。

参照元:環球網(中国語)
執筆:沢井メグ
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