亀田興毅さんがヤフーオークションに出品し、一時は50億の値がついた高級車ハマー。そのハマーをガソリンを使わずに動くように改造したハマー?が話題を呼んでいる。ガソリンの代わりに用いられたのは馬、つまり馬車なのだ。ハマー馬車とは一体どんなものなのだろうか。

高級車の大胆な改造に挑戦したのは、ニューヨークのアーティスト、ジェレミー・ディーンさんだ。ジェレミーさんはアメリカの大恐慌時代に馬車が活躍したことにヒントを得て、ハマーの改造を思い立った。1年前から計画を立て、15,000ドル(約136万円)を投じて中古のハマーを購入。着々と計画を進め先日8日(現地時間)に展示会を開き、市街を走るデモンストレーションを行った。ハマー馬車を製作する過程で、ジェレミーさんは以下のような発言を自身のブログで綴っている。

「自動車産業はこれまでにハマーのような贅沢な高級大型車をたくさん生産して来た。これらアメリカの高燃費車は、大量に石油を消費しながら、所有者の欲求を満たしている。そして燃料価格は急騰していった。私は皮肉な予測を立てている。仮に石油に代わる新たな燃料が開発されても、我々が消費や所有の考え方を改めなければ、同じことを繰り返す羽目になるだろう」

今回ジェレミーさんが改造を手掛けたのは、2002年よりゼネラル・モーターズが生産しているハマーの『H2』と呼ばれるモデル。第68代横綱朝青龍や木村拓哉・工藤静香夫妻、歌手の長渕剛などが所有しているという。車体の存在感と、内部の贅沢な仕様が好評で、芸能人でも所有者が多いとか。ちなみに新品で買うと750万円以上である。

まさかハマーが馬車に変身しようとは誰も予想しなかったことだろう。