故郷に帰りたい……。中華人民共和国・河南省鶴壁市のマンションに長男夫婦と暮らしていたお婆さんが、故郷の思い出と生活を忘れることができず、5階にある部屋から脱出を試みるという騒動が発生した。

ツァン・ユェンフェンさんは80歳で、故郷から遠く離れた鶴壁市に長男夫婦と何不自由なく暮らしていた。しかし、ひとつだけどうしても叶えたい目的があった。それは、長男夫婦と一緒に生まれ育った故郷に戻り、笑いの絶えない生活をすること。

しかし、長男夫婦が都市生活から離れる意思がない事を知ったツァンお婆さんは、自分の部屋の窓から脱出し、故郷の家に帰る事を決意。自分の身体にロープを巻きつけ、窓から脱出したまではいいのだが……。

ロープの長さが足りず、マンションの外壁に宙ぶらりんになってしまったのだ。ミノムシのようにブラーンとぶら下がっているツァンお婆さんの姿を発見した通行人が消防隊に連絡。無事に救出されたものの、ツァンお婆さんが手に大ケガを負っている事から、そのまま病院に運ばれたという。どうやら、ロープとの摩擦が原因でケガをしたようだ。

5階の窓から脱出してでも故郷の家に帰りたかったツァンお婆さん。彼女のことを中国メディアは「スパイダーお婆さん」と報道している。

Photo: アナノーヴァ