フランスで「油の涙を流す聖母マリア」のイコン(聖画像)が発見された。イギリスのテレグラフ紙が8日に報じたもので、聖母マリアの目から毎日、涙のようにオイルが流れているという。

問題のイコンを所有しているのは、パリ近郊のガルジュ・レ・ゴネスに住むEsat Altindagoglu氏。この高さ30センチほどの聖母子像のイコンは、同氏の妻Sevinさんが2006年の誕生日にレバノンの聖職者から与えられたものだった。

同夫妻が奇跡に初めて気づいたのは、今年の2月12日のこと。玄関ホールの壁に掛けていたイコンのマリアが、なんと泣いていたのだ。それ以来、マリアは毎日オイルの涙を流しているそうだ。

このウワサはまたたく間に広がり、熱心な信者らが奇跡をひと目見ようと同氏の家に殺到し、すでに数百人が訪れた。彼は「初めはフランス国内から訪れる人が多かったが、今やヨーロッパ中から1日に約50~60人が我が家にやって来る」と現状を話す。また「次は、教会にこの奇跡を正式に認めてもらいたい」と述べた。

これまでにも、目から血やオイル、水を流す聖母マリアがたびたび話題になった。だが、教会が正式に認めたのは1973年に秋田県で発見された「秋田の聖母マリア(英語名:Our Lady of Akita)」だけだ。